変形性膝関節症の治療法を知っておきましょう。

膝の痛みをしっかりと治す方法
早期発見と自分に合った治療が大切
膝の痛みに効くサプリメントとは

医療機関へ行く際のポイント

診察

変形性膝関節症は早期発見と早めの治療が重要です。「少しの痛みなら大丈夫だろう」と思う人もいますが、症状を悪化させないためにも、少しでも違和感があった場合は医療機関へ行きましょう。

早期発見&早期治療が求められる

膝の痛みを感じるようになった場合、膝関節の専門医に診せましょう。痛みのある場所や症状、炎症を起こしているところなどを早めに発見し、適した治療をする必要があります。老化現象だと諦めてしまう中高年の人もいますが、痛みという症状が出た場合、病気と認識しましょう。 骨軟骨は一度なくなってしまうと元に戻らないことから、擦り減る前に治療をすることが重要です。症状によって治療法は異なりますが、軟膏がなくなってしまう前に治療を受けることで回復に向かう可能性は高くなります。膝の場合、腫れや熱があると早急な治療が必要になることもあるので、痛みがなくても膝が腫れぼったいと感じたらすぐにでも医療機関を受診することが大切です。

医療機関についてのQ&A

膝の痛みはどの診療科目で診てもらうべきなのか、どのように問診を行なうのか、わからない人もいるでしょう。内科へ行っても処置を施してもらえないため、専門科目に行きましょう。


何科を受診すれば良いですか?
膝の痛みにはさまざまな原因が考えられ、変形性膝関節症の場合は早い時期の治療が大切です。整形外科を受診し、専門医に相談しましょう。
問診の方法を教えてください。
「どの部分が痛いのか」、「いつから痛いのか」、「どのような痛みなのか」などを説明するのがポイントです。以前に膝を怪我したことがある、痛みを感じたことがあるといった既往歴があるならそれも一緒に伝えましょう。問診の後はベッドに仰向けになって、視診や触診を行ないます。膝の曲げ伸ばしができるか、膝に水がたまっていないかを確認するため、病院へ行く際は曲げ伸ばしがしやすい格好をしていきましょう。

保存療法&手術療法で変形性膝関節症を治そう!

保存療法にはさまざまな種類があります。膝の状態や痛みに合わせてどの方法が良いのか決めて治療を行ないましょう。重度の変形性膝関節症の場合、保存療法が受けられないこともあるので注意してください。

保存療法の種類

生活習慣の見直し
肥満が原因で変形性膝関節症を引き起こすこともあります。治療をする際にまずは肥満を解消することから始めていきますが、それ以外にも膝に負担がかかる動作の回避や入浴による温熱療法なども行なわれています。痛みを軽減するために杖や手すりを利用したり、和式トイレを洋式に変えたりなど、快適な生活を送れるようにしていきましょう。
運動療法
膝の痛みがあると体を動かすのも億劫に感じるでしょう。それによって運動量が減り、膝関節の周囲の筋肉も衰えていくのです。悪循環から抜け出すために日頃から筋力トレーニングや関節の運動、ストレッチを行なうことが重要になります。関節の周囲の筋肉を鍛えることで膝をしっかりと支えられ、痛みを軽減することができます。
装具療法
日本人はO脚が多いとされていますが、O脚は膝の内側に体重がかかってしまうため、軟骨の内側が壊れてしまいます。それを防ぐために、足や靴に装具を装着します。装具は店頭で購入することもできますが、自分にしっかりとフィットするものを選ぶためにも専門医の指導の下で使用するのが良いでしょう。
物理療法
光や熱の刺激を利用して膝の痛みや炎症を抑える療法となっており、温熱療法と寒冷療法があります。温熱療法は膝の血行を良くし、痛みを和らげます。病院では赤外線やホットパックなどを用いて温めるのが主流です。寒冷療法は冷湿布や冷やしたタオルを使用して痛みを和らげていきます。
薬物療法
膝の炎症が酷く、水が溜まって痛みがある場合はステロイド注射をします。炎症の抑制や痛みの軽減といった効果を得られますが、医師の判断に従って使用しなければなりません。痛みによって動けない時は飲み薬を服用します。飲み薬以外にも、痛みや炎症を抑える湿布や軟膏を使って和らげていきます。市販薬では効き目が悪かったり使いにくかったりすることもあることから、整形外科で相談してみましょう。

手術療法の種類

保存療法では治療が間に合わない場合、手術療法を受ける必要があります。ここでは3つの手術方法を説明していきます。手術内容を把握し、医師と相談しながらどの方法を受けるのか決めましょう。

関節鏡視下手術
関節鏡と呼ばれる小さいカメラを膝の中に入れて観察し、必要に応じて関節のけばだった部分を切り取ります。半月板などに痛みがあった場合は縫ったり切ったりすることもあります。膝に小さく穴をあけるだけの施術になっているため、負担が少なく、入院期間も短いです。
高位脛骨骨切り術
O脚が原因で内側の関節面に負担がかかっている場合に受ける手術です。骨の一部を斜めに切除し、体重が外側にかかるようにします。膝の内側への負担を軽減できることから、歩きやすくなります。65歳以下の若い人に向く手術となっています。
人口膝関節置換術
変形性膝関節症によって関節軟骨が擦り減り、なくなってしまった場合にこの手術を行ないます。壊れて負担がかかりやすくなっている関節を取り除き、金属やプラスチックでできている人工の関節に取り替えます。
TOPボタン